
クラブコモン
バスケがしたかった。
にはさせない。
機会が失われる
部活動の地域スポーツクラブ展開がすすむ教育現場では、その変化によって様々な課題の発生が懸念されています。
経済的負担
チーム加入に必要となる
金銭的費用

移動距離負担
授業終了後の
活動場所への移動

睡眠時間の削減
活動の夜間化による
睡眠時間の減少

経済的、家庭的事情が原因で地域展開後の活動に参加できない子どもの発生は、教育格差を招きます。
強い興味や関心を持ってひとつのことに打ち込む環境、なにかに熱中した経験は学業を終えたあとの社会で大いに役立ちます。
また、スポーツは社会的なスキルやリーダーシップスキルの獲得に貢献する経験となりえるものですが、その機会は裕福な家庭に生まれた子どもが優先的に受け取る世の中になりつつあります。

さらに、ほとんどの地域スポーツクラブ指導者は自身の仕事を終えたあとでなければ活動に参加できないため、活動時間は夜間へと移行する傾向にあります。
日本の学校スケジュールとの兼ね合いを考えれば、19時から21時という練習時間の設定が睡眠不足をもたらし、人間形成に多大な負の影響を与えることは明らかです。
地域人材を育てる
みんなの共有財産である子どもたち。
彼ら彼女らを「コモン」という概念に基づいて地域で共有し支えていく。それが「クラブコモン」です。
「コモン」 = 社会にとっての富・財産
クラブコモンでは中学校バスケットボール部、地域バスケットボールクラブの活動が、これまで学校で行われていたものと実質的に変わらず続けられることを目指します。
この活動は理解ある賛同者の支援によって継続され、その積み重ねが我々の富である中高生を育てます。
学校や行政だけではなく、企業と市民の力で未来の地域人材、そしてグローバル人材の育成を助け、格差の形成を乗り越えていく。
直接的な指導は現場で行われますが、それを支える人々もまた財産を共有する「コモン(顧問)」なのです。
拠点は島根県雲南市
人口減少、過疎化、高齢化、そして中山間地域であるなど地理的な制約も抱え、多くの課題に直面している雲南市ですが、だからこそ諸問題の解決に向けた積極的な姿勢を持ち続けています。
’’私たちが暮らす雲南市では、子どもから大人まで地域課題の解決や新たな価値の創造に向けた取組を積極的にすすめています。この取組をチャレンジと称し、市内外からチャレンジへの参画を推進できるまちになるよう努力をし、課題に立ち向かいます。’’
雲南市チャレンジ推進条例
また、「雲南市まちづくり基本条例」を定め、主役である市民が自らの責任により主体的に関わることで、議会、行政と協働してまちづくりをすすめていくことを目指す自治体でもあります。
一人一人がヒーローであり、よきサポーターでもあるような関係性は、チームスポーツが理想とする姿とも重なる部分が多くあります。
雲南市の中と外を問わない、理念を共有してくれる方々との連帯による我々のチャレンジが、他の多くの場所での参考事例となることを願っています。

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